音大ってどんなとこ?

ステキな皆様こんにちは
今日は、私が経験してきた日本の音楽大学ってどんなところなん?
音楽大学って何を勉強するの?
というところを書いていこうと思います。
音大に入るには?
まず、音楽大学に入りたい!と思ったら、何から始めたら良いのか?
それは、もちろんレッスンに通うところからです。
そして、このレッスンというのは、専攻の楽器、そしてピアノ、それから、ソルフェージュといって楽譜を読むための知識全般の勉強(楽典、聴音、初見視唱)この3つのレッスンに通うことが必要になります。
人にもよりますが、それこそ小さい時からずっとレッスンに通う子もいます。
そして、晴れて合格💮、入学できました‼️
学費はいくらかかるのでしょう
今、現在、私立の音大で年間200万
国立の音大で年間50万
そのうち、国立の音大は日本国内に片手で数えるほどしかありません。
授業はどんなことするの?
入学したら、
授業は、週一回専攻実技のレッスン、そして、ピアノのレッスン、歌のレッスン、和声学の授業、音楽史の授業、聴音の授業、それから、普通の大学と同じ一般教養や語学の授業があります。
定期テストは、普通の試験に加えて、実技テストがあります。
この実技テスト、上手い順に順位を付けられたりなんかもします。
当然、よい順位がつくのは、先生が気に入った演奏です。
ですので、自然と、日々、いかに上手く楽器を演奏できる人になるのかを必死で目指して練習することになります。
そして、日本の音楽大学は、一度教授になられたら、よっぽどのことがない限り大体定年までその席に座られています。アメリカの音大では、教授も年に一度、実技審査のようなものがあるらしいのですが。
そして、4年後に卒業して。。。
4年間学び、卒業演奏試験を経て、
晴れて卒業!!
音楽を子供の頃からずーっと頑張ってきました!
お仕事下さい!!
といったところで、お仕事は降ってこないんですね。
なぜなら音楽大学では、お金の稼ぎ方、お仕事の取り方は教えてはくれないからです。
音楽家としてやっていくために必要なこと
なんだか、音楽大学の批判のようになってしまいましたが、
『守破離』
という言葉があるように、やはりある一定の時期は型にはまって、師匠の言う通りにひたすら技術をあげるために素直に練習するという時間は必要だとは思うのです。
ですが、その時期でも、心の片隅には
世間に出たら、どうやって音楽家として仕事をしていくのか、とか、
自分は何故音楽をやってるのか、とか
自分の音楽の強みはなんなのか
それらの問いへの答えがなければ、いずれ続かなくなるのではないかなと思うんですね。
少なくとも音大は、それらの問いへの答えをくれる場所ではないと感じます。
あなたは、なぜ音楽をするのでしょう?
聞いていただける方に何を伝えたいのでしょう?
いつも自分に問いかけていきたいと思います。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます😊
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